こんにちは!アラサー薬剤師の”むに”です!
勉強も試験も長期戦の薬剤師国家試験。
私がこの長期戦を乗り切れたのは、間違いなく江戸川乱歩の存在があったからだと思います!!
「江戸川乱歩と薬剤師!?」という感じですが、何が言いたいかというと、
読書の習慣を付ければ、
集中力がアップして
長い長い国家試験も突破できるようになる!!
これは実体験した私が断言できる!!!
本ってこんなに面白いの?
通学時、電車で片道1時間もあった私は、参考書を狭~い電車の中で毎日のように読んでいましたが、鞄は重いわ、人は多いわで疲れてしまい、ただ携帯をいじりながら1時間過ごす日々を送るようになっていました。
そんな時に、学校で本好きの友達が、短編本はとても面白いから読んでみな!と貸してくれたのですが、本を開いたらすぐ眠くなってしまうくらい活字が苦手な私は、
内心「貸してくれたけど、たぶん返すの遅くなる・・・ごめん」と思いながら借りました。(笑)
騙されたと思って読んでみたら、まあ面白いこと。そして短編だからとても読みやすくてすぐに1冊読み終えました。自分でも正直びっくりしました。
しかし、それが何の本だったのか覚えていません(´;ω;`)すみません。
江戸川乱歩との出会い
そこから、その友達に色々本を紹介してもらって、たどり着いたのが、推理小説作家である
「江戸川乱歩」です。
難しそうな文章表現とかもありますが、ありえないような場面を想像することでより面白みが広がり、誰が犯人なの?と次が気になってしょうがないんです。
時々、官能的な表現もでてくるので、少しドキッとしてしまう場面も・・・(笑)
こんな活字嫌いな私でも、面白すぎて食いついて読んでしまっていました。
特に印象に残っているのは、『人間椅子』という作品。
貧しく、醜い容姿を持つ椅子職人(男)が、豪華な椅子を作ることで、どんな豪邸でどんな素敵な人が座るのかを妄想していくうちに、自ら椅子の中に忍び込んでいき、女性の温もりを感じてしまう。
その椅子職人は、とても美しいある女性に椅子を通じで一方的に恋をしてしまい、ラブレターを送りまくるというとても気持ち悪いスリラー小説です。
普通に考えたら、変態すぎるのだけど、物語が面白くて、最後が気になってしょがない!!ってなります。
そして、「江戸川乱歩」にハマっていった私は、乱歩さんが通学時のお供になりました。
乱歩さんを読んでいると、あっという間に最寄り駅に到着している日々でした。
国家試験勉強の合間を縫って、通学時に習慣化した読書は、間違いなく集中力アップに繋がったと感じております。
ずーっと、1時間も集中力が持たなかった私。
どのくらい集中力がなかったかというと、家で勉強をした日には、机に置いてある卒業アルバムをいつの間にか手に取ってしまい、勉強していることを忘れて、「あの頃の好きな人は~」とか思い出に浸ってしまうくらい集中力がなかったのです。(泣)
しかし、こんな私でも、最終的には1日10時間以上の勉強を毎日のようにこなせるようになりました!!
自分がまさか10時間以上も勉強をする日が来るとは思っていなかったです。
推理小説しか勝たん!!
小説系はとくに物語を想像したりするので、頭も使いますし、推理小説はより、想像もしたことがない場面を妄想したり、犯人捜しでドキドキワクワクと想像が膨らみますので、とても面白いです。
私の本嫌いを克服してくれた本でもあります。ありがとう!乱歩さん!!!
あなたのおかげで、本の楽しさを知ってしまった♡
私が初めて手にした推理小説は、「江戸川乱歩傑作選」です。短編集で有名な作品が9作品収まっています。どの作品も読みやすくて、片道1時間の電車も本当にあっという間でした!
電子書籍もあるから、わざわざ本を持たなくてもいい世の中は最高!!
けど、私は本の匂いが好きなので、わざわざ買っていました(笑)
もう一度言わせてもらいますが、国家試験勉強は長期戦です。
モチベーションが下がらないように工夫するが何よりも大事です!!
将来、なりたいと思う人生かそうでないかは本当に自分次第。だからこそ、自分にとって良いものは吸収しまくって生きていきたいと今でも私は心がけています。
今、私にとって読書は「集中力アップ」よりも「多方面で知識をつけて人生を豊かにしたい」という思いが強いですが、読書は一生続けていきたいと思います。
では、また!!
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